駐車場や駐輪場のライン引き(白線引き)工事
マンションの駐車場や駐輪場の配置換えや、古い建物を撤去したり新たに土地を購入して駐車場・駐輪場スペースを取ろうと思う時に、きちんとライン引き(白線引き)をしておく必要があります。
ライン引き工事にもいろいろあって、「焼き付け」とか「溶融式」と言われる方法や、通常のペイントを用いる方法があります。それぞれメリットデメリットがありますので、現場に合わせて選んでいきます。
焼付け工法の場合は、専用の機械を運んで来て施工します。斜めのラインでも綺麗に引けます。斜めの場合、予定の寸法幅がきちんととれているかを前もってきちんと計算しておく必要があります。
溶融式(焼き付け)の駐車場ライン引き工事
デメリットとしては写真の一番手前を見ていただいたらわかりますが、機械から塗料が出る部分が柱の手前まで無いために、突き当たってしまって塗り残しが生じてしまう場合があります。
この場合にはさらに小さい機械を手配したり出来ますが追加料金がかかってしまいますので、気にならないなら「これでいい」と言われるお客様のほうが多いですね。
金額的には手塗りのほうがやすいイメージがあるかもしれませんが、結局は見積を比較してもそんなに変わらない場合が多いですね。
手作業での駐車場ライン引き工事
手作業で白線用塗料(トラフィックペイント)を用いてライン引きを行なう場合は、
まずラインの寸法に合わせて養生していきます。
そして、ローラーで上から塗っていきます。
これでも十分綺麗に仕上がりますね。
駐車場のナンバー塗装
今度は、駐車場や駐輪場のラインの中に番号をつけていく作業です。
この場合は、金型を使用します。
焼き付けの場合は、この上を機械が通るだけで、手で塗るのも基本的には変わりません。
ただ、たとえば0という番号だったりすると、金型は二重丸みたいな形になりますから、スポッと抜けてしまわないようにどのナンバーでも繋ぎ目があります。ですので、それを最後につないでいく塗装工事が必要な場合もあります。そのままの場合もありますので、メリット・デメリットを考えて、これも事前によく打ち合わせしておく必要がありますね。
ライン引きとナンバー入れの工事でした。
大事なのは、きちんと寸法を測って養生する作業ですね。自転車やバイクの幅を考えつつ、斜めにした時に直角で幅を出すかどうかでも変わってきます。