マンション漏水調査(芦屋市内)
1階の天井から水が漏れているとの緊急連絡
お伺いしてみると、
クロスがパンパンに膨れていて、水がザーッと流れてきました。
相当、水が溜まっていたようです。
すぐに天井を開けて調査です。
クロスを剥がしてボードも剥がします。天井のコンクリート部分を見ると、
はっきりと漏水状況がわかります。
雨の日なので、次から次へと水滴が垂れてきています。
上の階には人が住んでいて部屋割りはだいたい同じ作りになっています。
特に真上に、洗面所や水回りがあるような部屋ではありません。
それで、上の階の方が居られる別の日に改めて調査を行なうことになりました。
床をめくってみると、
上の階の床面もカビが生えていて湿っているのがよく分かります。
さらにはがすと、
配管が出てきました。しかも濡れています。
調査はまだまだ続きます。
外壁の散水調査中です。
なぜ時計を手にしているのでしょうか?
どこに、どれだけ散水をして、どこからいつ漏水が見られたかなどを確認するためです。
今回は30,40分程度水を流しています。
蛍光薬品による漏水調査も行ないます。
この薬品を使うとどうなるのでしょうか?
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
紫外線を当てると、発光しますのでどこから水が漏れてきているかを調査することができます。
このようにして配管部分からの調査を行なうことが出来ました。
さて、
別の日に現状復旧工事を行いましたが、床面をはがすと、漏水状況がよく分かります。
どうでしょうか?
配管のあたりから、水の流れができてある部分に流れ込んでいるのがよく分かります。
ここが下の階へのクラックがあるところです。
復旧工事では各所防水処理を施して、クロスの張り替え工事を行なって無事完了しました。